Q:なぜ、生年月日なのですか?
A: Bioindexでは、子供が母親の胎内から生まれ、光を浴びた時、あるいは、肺呼吸に変わった時に、ある生理的なリズムが刻まれ、それが人の生理性、心理性に作用することで性格形成に大きな影響を与えているという仮説を立てています。たとえば、月の引力は海の干潮・満潮現象を引き起こし、様々な生物の生態系にも影響を及ぼしていることが知られています。同じように、水分が80%以上と言われる人間も、自然界からの何らかの影響を受けていると考えても不思議ではありません。あくまでも仮説ですが…。
Q:子育てに活用するには?
A:親として一番気をつけなければならないことは、「自分というタイプの色メガネを通して子供のタイプの色を見ている」ということに気づくことです。図式上近いタイプであれば、同じ色同士でぼやけてしまい、見る目が甘くなります。見る目が甘くなれば、世間の常識を多少はみ出していたとしても気にならなくなってしまい、偏った育て方になってしまう危険性があるということです。逆に、図式上遠いタイプであれば、違いが際立ってしまい、見る目が余計に厳しくなってしまいます。違うことが異常に思えたり、理解できなかったりして苦しむことも多くなるのです。
そのような危険性や心労を少しでも軽減するためにも、まずは、親としての自分をケアするために活用してみてはいかがでしょうか。何が「似ていて」何が「違う」のかを知ることで、子育てを、今までとは違った視点で受け止められるようになるはずです。
Q:知人が自分と同じタイプのようなのですが、全く違う性格のようにしか思えません。
A:その人の生年月日が間違っていないという前提で、答えは2通りあります。まず一つ目は、20人に1人ぐらいの割合で、実際に当てはまらない人が出てくるという精度の問題です。その場合、その人の誕生日の前後の日でタイプを調べてみてください。恐らく、どちらかの日のタイプに該当する個性に当てはまると思います(ちなみに、タイプは12日周期で順繰り配列されているわけではありません。図形とリンクする形で、ある一定のリズムを60日周期で刻んでいます)。根拠のない占いではなく、リズムとの相関性を見ているので、ズレという微妙な誤差(たったの5%ですが…)が生じることもあるのです。
二つ目は、「同じタイプ=同じ人間」という見方をしてしまうことによる勘違いです。バイオインデックスは、生まれ持った気質を分析したものです。気質は死ぬまで変わらない「可能性の芽」のようはものです。その芽がどのように開花するのか?素直に育つのか?屈折するのか?それは、そのあとの、生活環境や教育環境などの影響によります。そして、人の数だけ性格が生まれるわけです。ですから、普通の視点で見れば違って当然です。しかし、いくつかの基準(3類型や2類型)で見てみると、無意識にあらわれる共通の傾向性というものが「まとまり」としてわかるようになります。その違いがわかれば、同じタイプという意味が理解できるようになると思います。
Q:仕事などの実生活に役立てるには、どうしたらいいですか?
A:すぐに役立てたいと思うならば、いきなり12類型で考えるよりも、まずは、3類型と2類型という大きなまとまりで考えるクセをつけたほうがいいでしょう。例えば、ミカンが食べたい人に、バナナやリンゴを渡すような対応をしていてはダメですよね。でも、ミカンじゃなくても、ポンカンやオレンジだったら、たとえピンポイントの正解じゃなくても、「この人、わかってくれている」と思いますよね。同じ柑橘系ということで・・・。これだけでも営業や接客などにも十分に活用できるはずですし、人間関係の改善にも役立てることができるはずです。
≪一人の研究者の名誉と尊厳を守るために知っていただきたいこと≫
Q:誰が考え出したのですか?
A:もともとは、昭和30年代に、M先生という日本の心理学者が四柱推命学と呼ばれる占術の仕組みを解明しようとしたところから始まっています。著名な心理学諸説のほとんどが数百年の歴史もなく、実用性のない理論として消えていく中、その心理学者は、紀元前より受け継がれ続けている四柱推命学の精度に注目し、心理学者として性格類型化し、そこに生体リズムとの関連性を見出しました。それを円形図式として再構成し、約8万人以上の検証を踏まえて作り上げたのです。

円形図式による性格類型と生年月日からタイプを特定する表(M先生の勉強会で配られていた当時の古い資料)
Q:同じようなものがあるようだけど…?
A:あまり知られてはいませんが、この理論は、世の中に出回っている「生年月日占い」のネタ元となっています。ただし、ネタ元とは言っても、一世を風靡した「動物占い」をはじめ、生年月日を元に1~60番までの数字を導き出して性格を12分類するものは、ほとんどすべて、本理論を無断で借用、改変して作成されたものだと言っても過言ではないでしょう。
Q:何でそんなに無断借用されたの?
A:四柱推命学を心理学理論として検証した内容は、「あまりにもよく当たる」ということで、昭和の日本を代表するような財界人を中心として伝わっていました。その実績と理論の完成度に目をつけた様々な人達が、昭和40年代後半ごろから「自らが開発者である」と偽りながら理論を無断で借用し、商売を始めたようなのです。名称や内容を改変したものが、、名だたる大手出版社からも何十冊も出版され、今現在でも、類似書籍が年に何冊も出版されています。M先生はすでに他界しており、自らが開発者、創始者などと名乗っても訴えられないと判断したのでしょう。
Q:その話って、本当なの?

A:連載コラム「生まれ日個性学」では「個性学」という言葉を一部使用していますが、これは、この理論の研究の源をあらわすために、あえてM先生が昭和40年代に出版した「個性学入門」という書籍のタイトルから引用させていただきました。しかし、残念なことに、この「個性学」という言葉は、この理論を盗作した人物によって商標登録され、「個性学」という名前そのままで、同様の内容でビジネス展開されています。同じくM先生の書籍の中には「素質論」という言葉もでてきていますが、これも、同名を使って何十年も前から同じ内容でビジネス展開されています。また、本コラムでご紹介している円形図式も、瓜二つの図式が別の名前の団体を展開している人物によって商標登録されていました。ことの真偽は誰でも簡単に調べることができるはずです。
Q:なぜ、開発者の名前を出さないの?
A:M先生のご遺族は、長年、「研究成果を売ってほしい」と近寄ってくる人達に悩まされていました。それゆえ、名前を伏せてほしいという希望があり、Bioindexが属するヒューマンスタディ協会では、あえてお名前の公表を控えています。
すべての理論はさらに研究され、進化されるべきものです。しかし、理論の発見者、開発者などと事実を偽って商売してはいけません。
特に、この理論は人の心を扱い、人間関係について語っているわけです。その当人が嘘からはじまる人間関係を正当化しようしているのは、まったく理解に苦しみます。
ヒューマンスタディ協会では、M先生のご遺族の依頼を受け、理論を正しく世の中に継承するために、最初の書籍「人の研究」を復刻出版しました。
Bioindexでは、この理論をもとに、更に研究・検証した内容をお届けしています。
